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二世帯住宅を一つに集約。理想の家に

リフォーム後
リフォーム前
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玄関をはさんでほぼ左右対称に2世帯の部屋が配置された住宅。安全性を高めるため道路側に伸びていた玄関前の階段を横向きに変更。オープン外構と外壁のサイディングでナチュラルモダンな家に変身。

 「母の暮らしを考えたリフォームが、結果的に家族皆にとって使いやすいものになりました」と笑顔で話す奥様。お母様が玄関の階段で転倒されたことをきっかけに、バリアフリーを念頭に置き、施主様夫妻が長年思い描いてきたリフォームに着手されました。
 まず、大きく変わった外観。塀や門扉、玄関前から道路側に向かっていた階段を撤去し、アプローチの左側に段差の低い階段と手すり、右側にスロープを新設。玄関前に目隠しになる塀を取り付け、ナチュラルモダンなオープン外構へと変わりました。地面には滑りにくい洗い出しを採用して安全性を強化。外壁は1階部分のサイディング(外壁材)を貼り替え、グレード感だけでなく耐久性もアップ。玄関の庇も大きくし、デイサービスに行くお母様が雨の日も濡れずに出入りできるようにしました。
 玄関を入ると、家の中に2階建ての家が壁を挟んで並んでいるような構造の2世帯住宅。壁の両サイドにあった階段のうち片側の階段を撤去し、隣のLDK空間を広げました。その際、階段上の吹き抜けにあるトップライト(天窓)を活かすためLDKの天井にも採光窓を設置。システムキッチンや建具、クロスも一新し、明るい広々としたLDKに生まれ変わりました。
 また、2カ所あった浴室も一つに集約して安全快適な浴室にリフォーム。「お風呂が狭かったので、これで娘の孫が生まれてもゆったりお風呂に入れてやれます」と奥様。今回、撤去したもう一方の浴室は奥様念願の洗面家事室に。2カ所あるトイレは残し、手すり を付けて節水便器に取り替えました。
 「ずっと、こうなればいいなあと思って雑誌などを見て住まいの研究をしてきました。今回その夢を全部盛り込んで叶えてもらったので一つの後悔もありません」と言い切る奥様。天井から柔らかい光が注ぎ込む明るいLDKで、デイサービスから帰って来られたお母様とおしゃべりが弾みます。

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玄関左側に勾配の緩やかな階段と手すりを設置。反対側はスロープ。大きな玄関庇屋根が雨除けに。
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リフォーム前の階段の上にあった吹き抜けのトップライトを活かし、天井の採光窓から自然光が降り注ぐLDK。システムキッチンはリクシル「シエラ」を採用。
担当者のコメント
河内長野市の住宅地に建つH様邸は築29年。かつて親子2世帯が、それぞれ独立した生活が営めるようにと、家の中で2軒が縦に並ぶように設計されていました。
時が流れ、家族構成が変わる中でキッチンや浴室を一つに集約し、高齢のお母様を囲んで家族皆が暮らしやすいバリアフリーの住宅にリフォームされました。
二級建築施工管理技士 大原 寛 / インテリアコーディネーター 平山 裕美子
リフォームを終えて奥様のご感想
ハウスメーカーも検討する中、リビングセンター長野でリフォームしてよかったと言う知人の声が決め手になりました。工事途中も頻繁に見に来てくださったので、つい細かい変更もお願いして(笑)。古い図面がなくても工事前に構造についてしっかり調査するなど、見えない所もきちんと対応していただいたので安心です。介護保険の適用や住宅減税の手続きなども丁寧に教えってくださって大助かり。思い切ってリフォームしてよかったです。
こぼれ話 (取材を終えてライターの感想)
随所にオーダーメイドのプランを盛り込んだ今回のリフォーム。中でも記者が感動したのは、吹き抜け階段を撤去してスペースを広げた、1階LDKの天井の採光窓です。「階段の上の天窓から注ぐ光を1階のこの部屋に取り込みたい」とおっしゃる施主様のリクエストにお応えしてプランニングしたこの窓は、1階の天井と2階のフロアの間に透明度を抑えた強化ガラス板を挟み込むという斬新なアイデアで実現。その結果、階下にありながら天井を通過してやわらかな自然光が降り注ぐ、心地いいリビング空間を生み出しました。建て替えとは違って建物の構造によっては間取りなどが制限されるリフォームですが、こうした構造上の制約もアイデア次第で逆に「強み」になる!そんな発見をしたリフォーム事例になりました。
リフォームデータ
家族構成: 会社員のご主人と奥様(ともに50歳代)、社会人の息子さん、奥様のお母様。近隣に住む結婚したばかりの娘さんもよく訪問されます。
施工期間: 改装工事 約45日間 外構工事 約25日間