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マンションの一室が男の趣味空間に。

リフォーム後
リフォーム前
point
アメリカン・ヴィンテージを再現。無造作に置いた楽器やバイクがそのままインテリアになるガレージ風の部屋。

  「クロスを貼り替えただけで、まさかこんな空間になるなんて」と目を細める奥様。
 もともとは子ども部屋だったマンションの6畳弱の洋室。時が流れ「物置化したこの部屋をリフォームして主人の部屋に」(奥様)とのご相談でした。
 施主様でもあるご主人のM様は楽器演奏やバイクなど多彩な趣味をお持ちの50代。聞けば若い頃から’60〜70年代アメリカのヴィンテージ・インテリアに憧れておられたことが判明。収集された雑誌なども資料にしてプランニングが進みました。
 完成した空間は、間取りはそのままにクロスと照明器具を取り替え。一見コンクリート打ち放しに見える天井や壁も片面の赤レンガの壁も、実はビニルクロスです。アンティーク感漂うクローゼットは、もともとあったスチール扉にエンボスの凹凸によって木目のリアルさを追求したサンゲツの化粧シートを貼ったもの。照明は黒のインテリアダクトに3台スポットライトを取り付けて男前インテリアを演出しました。
 注目したいのは右奥に生まれたワークスペース。棚板の後ろには、工具などを飾りながら収納できる有孔ボードを貼り付け。チェア兼用のツールボックスを引き出せば、棚は作業台に。また、赤レンガの壁の上の棚板には黒皮鉄のブラケット(棚受け金具)を用いるなど、細かいディティールに「男のこだわり」が息づいています。
 同時にリビングの横にある8畳和室も洋間にリフォーム。高齢になったご両親との同居も見据え、襖をプラマードUと和紙調ガラスで保温性を高めつつ和風情緒を残しました。
 「リフォームってもっと大がかりなものだと思ったけど手軽にできるんですね」と感激ひとしおの奥様です。

リフォーム後
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クローゼット横の奥まった空間を利用したワークスペース。有孔ボードと棚板をうまく組み合わせることで収納&作業机など多目的に使えます。
リフォーム後
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天井に取り付けた黒のインテリアダクトとスポットライトでガレージ感アップ。ギターは専用ハンガーを取り付けてインテリアアイテムとして収納。
担当者のコメント
向野町にある築27年のマンション。廊下に続くシンプルな扉を開けるとそこはまさに男の秘密基地!
打ち放しのコンクリートと赤レンガの空間に年代もののギターやウッドベース、バイク、レコードが…工具類が並ぶ一角にはDIYのワークスペースも。今回はマンションの一室を、男性が夢見る趣味空間に蘇らせたM様邸をご紹介します。
インテリアコーディネーター  森 友子
リフォームを終えて奥様のご感想
マンションなのにこんな部屋に変わるなんて驚きです。プランを練るうちに、こんなこともできるのかと、どんどん夢がふくらみました。3DCADで完成予想のパースを見せてもらうたびに主人の顔が喜々と輝いていったのが印象的でした。そんな主人を見ていたら私も主人の夢を応援したいと思って(笑)。これからの生活が楽しみです。
こぼれ話 (取材を終えてライターの感想)
好きなものに包まれ、時を忘れて趣味に没頭できる自分だけの空間。男性たちがガレージや書斎に憧れるのは、女性たちが一家団欒のマイホームを夢見るのと同じかもしれません。とはいえ、そもそも床面積の小さい日本の住宅事情でそんな空間は、夢のまた夢・・・と、あきらめてしまっているお父さんが多いのでは?
でも、子どもが成長するなど家族構成の変化で家の中に空き部屋ができた時こそチャンスです。ちなみに「男の隠れ家」づくりのポイントは床や天井、壁にワイルドな石材やタイル、レンガ、コンクリート材などを用いること。M様邸のようにそれらをプリントしたクロスでリフォームすれば費用も抑えられ工事も簡単。さらにメタルラックや有孔ボード、間接照明など渋いスパイスでコーディネートすれば、隠れ家感がアップしそうです。
リフォームデータ
家族構成: ご主人と奥様(ともに50代)、社会人の息子さんの3人。
施工期間: 約20日
施工費: 150万円(2階洋室のクロス貼り替え含む)