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不用品を整理してすっきり暮らす シニア世帯のリフォーム

リフォーム後
リフォーム前
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ダイニングとの間仕切りや吊戸棚を取り去り、すっきり広々のキッチン。レンガ調のクロスが暮らしに温もりと若々しさを添えます。キッチン奥のシステムカウンターはコーナーが引き出せるワゴンに。デッドスペースを作らず奥のものがサッと取り出せます。

 「今回は名付けて効率化・合理化リフォームです」とおっしゃるご主人。「高齢になって高いところのものが取り辛かったり、使わない食器が多かったり。後々子どもたちに迷惑をかけないためにも不用なものを処分して、すっきり暮らしたいと思いました」。
 ご夫婦でメーカーのショールームを何度も訪れて使いやすさを実感されたシステムキッチンは、耐久性の高いクリナップ「クリンレディ」。吊戸棚を撤去し、キッチンとリビングダイニング側の間を仕切っていた背の高い食器棚も取り去り、開放的なL型の対面キッチンにリフォームしました。注目は、シンク前のカウンターテーブルの下とダイニング側の壁面に採用したレンガ調のクロス。
 「大冒険でした。最初はあり得ない選択と思いましたが、完成予想を立体映像で見せてもらって、これもいいなぁと。レンガの色味もいろいろ変えてみる中で決めました。でも、これが大正解。皆に素敵やねと誉められて」と楽しそうな奥様。「キッチンの器具も驚くほど便利になっていますね。入れた所を覚えるのは大変だけど頭の体操になりそう(笑)」と話します。
 一方リフォームのきっかけとなった浴室と洗面室。浴室内でのご主人の転倒を機に、安全性を最優先でプランしました。採用機種はTOTOシステムバス「サザナ」。開き扉だった出入り口を引き戸にして段差解消し、浴室と洗面室間の移動がスムーズにできるようにしました。浴室内での転倒を防ぐため、手摺を3箇所にしっかり設置。浴槽もフチに腰掛けて入れるタイプを選び、バリアフリーに配慮しました。洗面室では暖房器具を足元に置くと危険なため、新たに洗面室暖房機を出入り口上の天井近くに設置して安全性を高めました。
 「こんなに快適になるなら5年早くリフォームすればよかったね」「ほんとうに」。頷き合うご夫婦の姿が印象的でした。

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浴室の壁パネルは一つひとつ表情の違う石を積み上げた温かみのあるブリックナチュラル柄。魔法びん浴槽や柔らかくて膝をついても痛くなく、すぐに乾くほっカラリ床などうれしい機能満載。
リフォーム後
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浴室扉は開き戸から引き戸に。力をかけずに開閉できます。洗面室には天井近くにヒートショックを防ぐガス温風暖房機を取り付けて安全に配慮。
担当者のコメント
夫婦二人きりの暮らしになって四半世紀。南花台の閑静な住宅地に建つ築26年のG様邸。
浴室と洗面室のバリアフリー計画を機に「不用品を整理してすっきり暮らしたい」とキッチンも合わせてリフォームされました。自ら楽しみながら、ひとつひとつ吟味されたシニア世帯のリフォーム事例をご紹介します。
二級建築士 寺岸 直次
一級建築士・インテリアコーディネーター 山下 文子
リフォームを終えてご主人のご感想
私たちだけではとても無理でした。担当者のお二人には何度も何度も尋ねたり、プランを変更したのに根気強くお付き合いくださって感謝しています。私たちの気づかないところまで考慮してくれたり、カウンターテーブルの角を丸く削ってくれたり。提案力ときめ細かな対応に感動しました。
こぼれ話 (取材を終えてライターの感想)
住まいをリフォームする世代で一番多いのは時間的・経済的に余裕の生まれる50〜60歳代。子どもたちも独立し、夫婦二人の暮らしを積極的に楽しもうという人たちです。それ以上の年代になると、子どもたちやケアマネジャー等の助言でバリアフリーや断熱性能を上げるなど「介護」を視野に入れた受け身型のリフォームが多くなるようです。もちろん、それは大切なことですが、人生100年時代。70〜80代でもまだまだ人生を楽しむ時間がたっぷりあります。安全性やいまの生活に必要なものとそうでないものを見極める中で、日々の暮らしにワクワク感をもたらす住まいのリフォームこそ健康寿命を延ばすことにもつながるのではないでしょうか。今回G様ご夫妻の取材を通じて改めて思いました。
リフォームデータ
家族構成: 80代のご主人と70代の奥様。2人の息子さんたちは独立して市外に。
施工期間: 約20日
施工費: 約470万円