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築百年古民家を洗練された快適な住まいに

リフォーム後
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土間を挟んで台所と居間。それぞれ高さの違うフロアーを段差のない約1 6 畳のLDKにリフォーム。
ペンダントライト、ダウンライト、スポットライト、シャンデリアを駆使したLEDの照明が、太い梁や漆喰壁に調和して和モダンな空間に。

 「子どもの頃は土間にある竈さんで祖母がご飯を炊いていました」と懐かしそうに話すご主人。家を建てた曾祖父様から数えると4代目に当たります。昭和の中頃にご両親が台所を一度リフォームされましたが、今回はその「台所」と「居間」の間にある「土間」をつないで段差のないLDKにというプラン。改修に伴う空間の変形を補正するため、台所と土間の南側の敷地に部屋面積を拡げ、離れにあった浴室洗面室をLDKの隣に移設しました。「自然素材を用いて古民家の趣を大事にする」というコンセプトのもと、一番の悩みでもある「寒さ」対策にも注力しました。

完成したLDKは建物を支える太い梁や柱、ベンガラ塗の建具や欄間を残しながら最新器具を備えた和モダンな空間に。
材質も調湿・消臭・防カビ性のある漆喰壁やタモ突板のフローリング、天井や壁には杉板を使用するなど「自然」にこだわりました。

一方、寒さ対策では、窓を複層ガラスのサッシに交換。床や壁に断熱材を用いるほか、ガス床暖房を設置。玄関とLDKの間にたれ壁をもうけ、障子とアクリル板で隙間風をシャットアウトしました。

パナソニック製洗面浴室
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LDK横のコーナーに移設した洗面浴室はいずれもパナソニック製。 洗面台は照明を縦にすることで顔全体にしっかりと光が届く「ツインラインLED照明」を装備。 浴室は浴室乾燥ボタンを押すだけでカビを抑制します。
ガス床暖房とタモ材のフローリング
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ガス床暖房とタモ材のフローリングで冬ポカポカ、夏サラサラ。
担当者のコメント
富田林市内のY様邸は築百年以上の日本家屋。
古い家の弱点でもある段差や寒さを解消し、今のライフスタイルにあわせた間取りや設備に見直したいとLDK、水廻りをリフォームされました。
太い梁や柱があるひろびろとした空間に最新の設備が調和する和モダンな空間は、おしゃれな古民家カフェのようです。
二級建築施工管理技士 大原 寛
二級建築士 岸本 夕起子
インテリアコーディネーター 平山 裕美子
リフォームを終えてご主人のご感想
人生初の大リフォーム。知人の紹介で古民家改修でも実績のあるリビングセンター長野さんにお願いしました。ああでもない、こうでもないとプランニングだけで半年ぐらいかかりましたが、根気強く付き合ってくださって感謝しています。私達の希望をプロの目線で考え、緻密な設計内容を提案して頂いたおかげでイメージ通りに仕上がってとても満足しています。
こぼれ話 (取材を終えてライターの感想)
太い梁や柱、凝った意匠の欄間の格子扉…建物のいたるところに“お宝”がザクザク隠れている古民家。何世代も脈々と受け継がれてきた家には、日本が世界に誇る建築文化とともに重厚な家族の歴史が詰まっています。今回のY様邸でも露(あらわ)になった天井付近の太い梁や桟にふと目をやれば、屋根裏で送電線に使われていた磁器製の小さな碍子(がいし)がインテリアのおしゃれなアクセントに…。そんな小さなディテールにもご先祖を敬い、家を大切に守り継いできた施主様の熱い想いが息づいているようです。
リフォームデータ
家族構成: 定年退職されたご主人と奥様、ご主人のお母様。
施工期間: 約2か月半
施工費: 1,500万円